「大富原野の森」の森づくり活動~参加者募集~

明治・大正時代の原野(湿原)に植林してできた防風林.その林床にはかつての湿原を彩った植物を今でも見ることができますが,乾燥化や外来植物の侵入によって,年々その姿は減っています.

宮島沼の北東にある防風林には,石狩川流域の平野部ではもう他に見ることができないゼンテイカの大群落が広がり,地域の原風景を今に残す貴重な財産となっています.しかし,現在実施されている防風林の更新作業に伴って乾燥化が進み,外来植物が繁茂するなどの影響が心配されています.

そこで,ゼンテイカが咲き誇る防風林を後世に残すため,外来植物の抜き取り作業などの森づくり活動を実施します!

初回は簡単なレクチャーを受けていただきます(人数制限あり・要申込).レクチャーでは,スタッフより植物の見分け方や作業内容についてお伝えし,マニュアルをお渡しします.

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実施日 :6月4日(土)第一部10時から,第二部13時半から,6月5日(日)13時半から

※各回10~15名程度募集します.上記に限らず,ご希望する日時に併せて実施しますので,お問合せください.

作業内容:

 ・外来植生(オオハンゴンソウとオオアワダチソウ)の抜き取り

 ・植林木周辺の高茎草本(ヨシとオオヨモギ)の刈り取り

集合場所:宮島沼水鳥・湿地センター

申込方法:申込フォームをご利用ください.

https://docs.google.com/forms/d/1PbNUQ6nfKnhktk1su2_Q7Nq0qWxOrlS5wNnlgz9BC_0/

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※「大富原野の森」の森づくり活動は,宮島沼の会が空知森林管理署と国有林における森林整備活動協定を締結し,宮島沼水鳥・湿地センター,石狩川流域湿地・水辺・海岸ネットワークとの共同で実施します.